若者と苦労

おはようございます。

 

昨夜、NHKの番組で家具職人の特集を放送していました。

終わりの方を少し見ただけですが、感想を書かせて頂きたいと思います。

その会社は男女が髪を坊主頭にし一年間住込みで修行します。

朝、四時くらいから起きて先輩たちの朝食を作ったり、雑用的な仕事で

本当に辛そうな修行でした。

 

それを20人位の18歳の若者たちが見ていて意見・感想を話す番組でした。

その一人が、「そんな事をするより早く造る事を覚えた方がいいのでは」

と感想を述べていました。

 

私も初めて就職したときに、大正生まれの方が上司で「自分で考えて

覚えろ」と毎日怒られていた事を思い出しました。

その時は、上司が嫌いで会社を辞めたいと思っていました。

 

最近、20代・30代の方が「教えてくれないから出来ない」とよく聞きます。

自分が本気で習得した事は忘れないけど、教えてもらったことは、なかなか

実にならない。

本当にやりたい事は苦労した方がいいと思います。

苦労ってその時は大変ですけど、必ずその人の助けになると思っています。

家具職人の社員も最初は大変だったけど、今は大好きと話していましたし、

その修行があったから全国で活躍しているのだと思います。

 

今は、初めての上司に私は凄く感謝しています。